仕入れができない理由③ 美品ばかり狙っている

せどり初心者の方
この記事は約7分で読めます。

中古品の仕入れができないという理由については
いくつかありますが、そのうちの一つに
美品ばかり狙っているというのがあります。

美品で付属品完備、完動品、このようなものであれば
確かに安心して仕入れはできますが
店舗でもネットでも、値段は高くなりがちで
仕入れは難しいです。

特にネット上だと、美品や完動品などと
タイトルに入れている場合は
出品者も高く売りたいから、入れているわけですし

稀に安く出品されるようなことがあっても
利益が出る金額で仕入れるのはまず無理です。
(タイミングやものにもよりますが、基本は無理です)

この記事では美品以外を狙うことで仕入れの安定につながるという点と
状態が悪い商品の販売方法などについてまとめています。
10分ほどで読める内容になっていますので
少しでもお役に立てれば幸いです。

美品を狙うのは非効率な理由

中古の電脳せどりに慣れている人は
基本的に美品などとタイトルに書いてあるものや
状態がいいことをアピールしている商品は狙いません
(ものにもよりますが基本は狙いません)
どうせ仕入れられないことがわかっているからです。

例えば以下の例をご確認ください。

同じCANONのIXY 610F という型番のカメラですが
タイトルに美品と入れてあって、背景を白にしているほうは
ヤフオクでの落札金額は16,999円で、入札数は46件です。
一方、現状品と書かれている方は
落札金額は9,850円で入札数は19件です。

この例でもわかるように、タイトルに美品と入れて
背景を白にして写真もきれいに撮るようにした場合と
不安になるようなタイトルとを比べると
値段に大きな開きが出ます。

むしろ箱や付属品がついているし、保管品と書いてあるので
9,850円のほうが実際はかなり状態もいいと思われます。

落札金額には、もちろん出品者の評価なども影響はありますが
出品の仕方で落札金額に影響がでるのはおわかりいただけると思います。

このように、美品を狙っていても
ネット上で安く仕入れることは基本的に難しいです。
特にみんなに認知されているような商品だと
ほぼ不可能だと思ってください。

それは一般消費者や、業者などたくさんの人が狙ってくるからです。
そこに混ざって仕入れをしようとしても消耗するだけです。

美品、箱付きじゃなくても売れる

中古品の仕入れに慣れていない方の
リサーチを見ていると、返品やクレームを怖がって
ちょっとでもキズや欠品が合ったりすると
スルーする人は多いです。

え?なんでこれ仕入れないんですか?

いや、ここに目立つキズがあるから…

いや、いや、全然いけますよ。
これ仕入れなかったら仕入れられるのないですよ。

みたいなことは多々あります。

これも結局は販売経験が浅いからです。
何度か自分で状態が悪いと思うよなものを
仕入れてみて販売してみるといいです。

例えば以下のような状態でも全く問題なく売れて利益は出せます。

  • 説明書が欠品
  • カメラなどの充電器が欠品
  • ブルーレイレコーダーのリモコン欠品
  • 電子辞書のタッチペン欠品
  • ディスプレイに液晶焼けがある
  • 本体に凹みがある
  • レンズに多少カビがある
  • ビデオデッキで再生はできるが録画はできない

しかし、こういったものを仕入れて販売するときには注意点があります。
以下のようなものです。

  • 出品説明文の最初の方に書く
  • そのコンディションに見合った金額で出品する
  • 付属品の欠品はネット上で簡単に手に入らないものは避ける
  • 購入者がこの商品に何を求めているかを考える

一つづつ説明します。

出品説明文の最初の方に書く

付属品の欠品や目立つキズがある場合は、出品説明文の最初の方に書いたほうがいいです。
隠して販売しても、Amazonの場合結局は返品になる可能性が高いからです。

ここで言っている出品説明文とは以下のことです。

この説明文は三行ほどしか出てきません。
それ以上読もうとすると詳細をクリックする必要があります。
そこまで読む購入者も少ないため、最初の方に書いたほうがいいのです。

そのコンディションに見合った金額で出品する

付属品が欠品してるとか、目立つ傷があるとか書いて売れるの?

と思う方も多いと思いますが、売れます。

ただし、そのコンディションに見合った金額で出品しないと売れません。

当然、美品で付属品完備、非常に良いで出品している金額と
同じ金額で出しても基本的に売れません。

なので、金額で差別化をする必要があるのです。
安く出品するわけなので
仕入れ金額も当然安くないとダメですので気をつけてください。

リサーチするときのkeepaの読み取りも重要になってきます。
状態があまり良くないものを出品するので
非常に良いの金額を参考にしていても仕入れ値が高くなりがちになるので
目安として、可や良いの金額を参考に仕入れてください。

付属品の欠品はネット上で簡単に手に入らないものは避ける

付属品の欠品があっても問題なく売れますが
その付属品がレアなもので、なかなか手に入らないような
場合のは避けたほうが無難です。

例えば、USBケーブルや、充電器などであればネットや店舗で
簡単に手に入りますが、リモコンやアダプターとなると
ものによっては、まず手に入らない場合があります。
特に新品の製造がされていない古い商品であるので注意が必要です。

この辺はどうしても、商品知識が必要となってくるので
少しづつ身につけていくしかありません。

対策としては、仕入れるときに欠品があったら
説明書をネットで確認して、その付属品が手に入るのか調べてみるといいです。
安く手に入るようなら、自分で買って付属したほうが返品率は下がります。

なかなか手に入るのが難しそうならその商品はスルーしたほうが無難です。

購入者がこの商品に何を求めているかを考える

これは注意点というか
中古品を販売するときのコツですが
購入者が何を求めてこの商品を買っているのか?
を考えて仕入れると、多少の不具合や欠品があっても問題ないことがわかります。

例えば古いビデオカメラでHi8というテープで録画できるものが昔ありました。

このHi8のビデオカメラでバッテリーが欠品、しかも録画できない、
こういったコンディションの商品があったら仕入れるでしょうか?

私なら仕入れます。
というのも今どきHi8のテープに録画したい
という人はほぼいないと考えられるからです。

基本的にHi8のビデオカメラを買う人は
昔撮影したテープのダビング目的で
買う人が多いという思われます
であれば、録画機能が故障していても、再生さえできれば問題ないわけで
アダプターで通電できれば、バッテリーも不要というのがわかります。
ましてや、美品である必要は基本ないはずです。

この例のように、購入者がものを買うということは手段です。
購入してその商品で何をしたいのか、が目的になるので
その目的はなんなのか?を考えると
付属品の欠品や多少の不具合も怖くなく
なりますし
逆に返品やクレーム率の低下にもなります。
つまりせどりがうまくなります。

中古品の返品率について

美品で付属品完備、のようなもの以外にも
ここで紹介したような状態のものを販売しても
返品率は5%~多いときでも10%ほどになるはずです。

ただし、前述したように説明文に書くことや
レアな付属品の欠品は避けるといったことを守っている場合です。

説明文に書いていなかったり
なかなか手にはいらない付属品の欠品があっても
バンバン販売していれば、それ以上の返品率にはなってくるでしょう。

まとめ

  • 美品は多くの人が狙ってくるので非効率
  • 状態が悪くても全く問題なく売れる
  • 状態が悪いものを出品するときは説明文の最初に書く
  • 出品金額にも注意
  • なかなか手に入らない付属品の欠品は避ける
  • 購入者の目線でリサーチをするのがコツ
  • 返品率は普通にやっていれば5-10%ほど

中古品の仕入れは美品以外を狙っていく
ということについてまとめましたが
当然美品の仕入れができるときはしたほうがいいです。

運よく美品が手に入るときもありますが
基本的には仕入れ値が高くなって
全然仕入れができない
ということに初心者の方はなりがちです。

なので、美品以外にもこういったコンディションのものでも
全く問題なく仕入れはできますし
逆にこういった状態が悪目のものを狙っていくことで
仕入れの安定になりますので、参考にしてほしいと思って
まとめました。

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