Amazonから突然届く、件名が
「必要なアクション:出品が停止されるリスクがあります」
というメール。
開いてみると、
ポリシー違反とか知的財産権侵害とか
見慣れない長文と専門用語だらけで
なんだかとても怖そうなことが書いてある……。

特に初心者の方は、
「アカウントが停止されるの?」
「何をどうすればいいの?」とパニックになりがちです。
でも安心してください。
このメールの“本質”と“正しい対処法”を理解していれば
必要以上に慌てる必要はありません。
この記事では、Amazonから届く知的財産権の警告メールについて、
- これは一体なにが問題なのか?
- どう対応すればいいのか?
- 無視していいのか?
といった疑問に、中古せどらーの視点からわかりやすくお答えしていきます。
このメール、つまりどういうこと?
Amazonの言い分を超訳すると、こうです:
「あなたが出品している商品に、
『HUAWEI』『Kindle』『Apple』などの登録商標が無断で使われてるように見える。
これは知的財産権の違反かもしれないから、
商品ページを修正するか、出品を削除してください。
対応しないとアカウントの評価に影響あるかもよ?」
要するに、
- 商標を勝手に使ってるように見える
- 修正しなかったらアカウントに影響する可能性がある
という「警告」なんですね。
何をしろと言っているのか?
Amazonが要求しているのは、主に以下のどれかです:
選択肢 | 内容 |
---|---|
① 商標を削除 | タイトル・商品説明から「HUAWEI」などのワードを削除 |
② ブランド名を変える | 出品時の「ブランド名」がHuaweiになっていたら「記載なし」や「au」などに修正 |
③ 互換性表記に変える | 例:「Kindle充電器」→「Kindle対応充電器」などにする |
④ ライセンス証明を提出 | Huaweiなどから正規に商標使用を許可されている場合(←中古せどりでは無理) |
対応しないとどうなる?
これが気になるポイントだと思います。
結論だけ言うと…
✅ そのままだとそのASINは削除される
✅ 知的財産権侵害の疑いに1が付く
✅ でも「影響なし」と出ていることも多い
✅ 在庫管理ページで出品を削除すると
✅ 知的財産権侵害の疑いの1も消える
つまり該当のASINさえしっかり在庫管理ページで出品を削除すると
知的財産権侵害の疑いの1も0になり
アカウントへの影響は無いと思われる、ということ。
中古せどりの正しい対処法
ここが一番大事です。
私のように「中古・1点もの」を扱っている場合、
🔽深追いするより、これが正解:
- 在庫管理ページで問題のASINを出品削除
- 健全性スコアから違反が消える(しばらく時間がかかる場合あり)
- 次の商品をどんどん仕入れて回転を止めない
なぜなら:
- 1商品でゴネても売上は増えない
- Amazonの要求どおりに処理したとしても解除できるかわからない
- 解除できたとしてもまたそれが仕入れできるかわからない
- Amazonの理不尽にエネルギー使うより、仕入れに使った方が利益になる
つまり商標権侵害の警告は削除できるからアカウントへの影響はない
1つのASINを復活させるために、あれこれ悩むより
そのASINは諦めて、仕入れに回ろう。という話です。
🔺 注意すべきポイント
- 警告を無視して、出品を削除しないと健全性スコアに影響がでる可能性あり
結論:無理に戦わず「次にいく」のが中古せどりの鉄則
Amazonの警告は脅しのようで、逃げ道もある設計になっています。
❌「どうにかしてこの商品を出品し続けたい」
⭕「1商品にこだわらず、さっさと削除して、次の利益商品を探す」
この柔軟さが、中古せどりで長く稼ぎ続けるコツです。
補足:よくある質問
Q. 他の出品者にも警告っていってるの?自分だけ?
→ はい、おそらくそのASINの出品履歴があるセラー全てに警告が行っていると思います。
Q. 健全性スコアに「影響なし」と出てるのに知的財産権侵害の疑いに1がついてるのはなぜ?
→ Amazonの仕様です。「影響あり」にならないのは、“警告で済ませてる”状態だから。
✍ まとめ
- Amazonの知的財産警告メールは驚くけど、冷静に対応すれば大丈夫
- 中古せどりでは、無理に戦わず「削除&仕入れ」に切り替えた方が効率的
- 健全性スコアに影響を与えないよう、トラブルASINは深追いしない