中古せどりをしていると、同じ作業を何度も繰り返す ことって多いですよね。
出品文の入力、相場リサーチ、写真整理…こうした単純作業を効率化できれば、もっと仕入れや分析に時間を割けるはず。
そこでおすすめなのが、Microsoftが提供している無料ツール PowerToys です。
Windows標準の機能を拡張してくれる便利アプリで、せどりの現場でも役立つ機能が盛りだくさん。
この記事では、その中でも特に せどりと相性が良い4つの機能 を紹介します。
PowerToysとは?
PowerToysは、Microsoftが開発している Windows用の便利ツール集。
インストールすると、複数の機能がまとめて使えるようになります。
特徴は以下の通り:
- 無料で使える
- Windows10/11に対応
- 「痒いところに手が届く」効率化機能が豊富
👉 要は「作業の小さなストレスを一気に解決するツール」ですね。
1. Keyboard Manager(キーボード マネージャー)
機能概要
キーやショートカットの割り当てを自由に変更できる機能です。
せどりでの活用例
- 出品用定型文のショートカット化
- Ctrl + Alt + 1 → 「動作確認済み」
- Ctrl + Alt + 2 → 「付属品は写真にあるものが全てです」
- 無変換/変換キーをコピー・貼り付けに割り当て
- 無変換 → Ctrl + C(コピー)
- 変換 → Ctrl + V(貼り付け)
👉 出品説明やリサーチ作業が爆速になります。
2. Text Extractor(テキスト抽出)
機能概要
画面に表示されている文字を、画像やスクリーンショットから直接コピーできる機能。
せどりでの活用例
- ヤフオクの商品画像に写っている「型番」をコピーして検索
- メルカリの商品写真から品番を抽出
- スクショしたKeepaグラフの日付や数値をコピー
👉 目視で打ち込む必要がなくなるので、入力ミス防止&リサーチ速度アップ!
3. Always on Top(ウィンドウ固定)
機能概要
選んだウィンドウを「常に最前面に表示」できる機能。
ショートカット(標準は Win + Ctrl + T
)で即固定できます。
せどりでの活用例
- Keepaのグラフを常に手前に固定して、ヤフオクやAmazonと並べて比較
- 在庫管理スプレッドシートを固定して、仕入れページを見ながら同時更新
- 外注スタッフとのチャット画面を常時表示しながら作業
👉 画面の切り替えストレスがなくなります。
4. Power Rename(ファイル名一括変更)
機能概要
複数のファイル名を一括で変更できる機能。正規表現も使えて強力です。
せどりでの活用例
- 出品用の画像ファイルをまとめて「商品名_1.jpg, 商品名_2.jpg…」にリネーム
- 型番やJANコードをファイル名に一括追加
- 不要な文字(例:「(1)」「コピー」など)を一気に削除
👉 出品画像の管理や整理が劇的に楽になります。
まとめ
PowerToysは、せどり作業に直結する効率化機能の宝庫です。
特に:
- Keyboard Manager → 出品文やリサーチをショートカット化
- Text Extractor → 画像から型番や品番を一瞬でコピー
- Always on Top → 必要なウィンドウを固定して同時作業
- Power Rename → 出品画像や在庫データの一括整理
これらを使いこなせば、1日あたりの作業時間を1〜2時間削減することも可能 です。