仕入れの外注化について解説

せどり中級者の方
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中古品の仕入れを外注化することは可能なのでしょうか?
結論としては可能です。
しかし、梱包などの納品作業を外注化している人は多いと思いますが
仕入れまで外注化して、うまくいっている人は少ないと思います。

というのも、仕入れの外注化の何が難しいかというと
作業の言語化をすることです。

どうしても抽象的な判断が必要になってしまって
経験の無いスタッフに作業を任せても、同じようにできない
払ってる費用以上に利益がでない…
となる場合がほとんどだからです。

私は仕入れの半分は外注化に成功しています。
残りの半分はどうしても、商品知識や販売経験などが必要なため
私がやっていますが、月利50万ほどであれば
外注のみでほぼ自動で利益が上がる仕組みができています。

この記事では仕入れの外注化までの手順や方法についてまとめます。

店舗仕入れか、電脳仕入れか

仕入れを外注化する場合、店舗と電脳どっちがいいのか?
これは電脳一択です。
店舗仕入れを外注化しようとすると交通費などの費用がかかるほか
スタッフの教育も、電脳の何倍も労力がかかるからです。
費用対効果を合わせるのも非常に難しくなります。

それに苦労して育てたスタッフに辞められたりしたら
同じようにできる人を育てるのにまた一苦労です。

店舗も不可能ではないと思いますが
電脳に比べて仕入れの外注化はかなりハードルが高く
再現性が低いと思ってください。

電脳仕入れを外注化するまでの全体像

仕入れの外注化までの手順は以下になります。
クリックで拡大できます。

一つ一つ解説していきます。

仕入れスキームの時給を確認する

当たり前ですが、稼げる仕入れ方法を確立しなければなりません。
どのくらい稼げればいいのかというと
最低でも時給で3,000円以上は出せる仕入れスキームは必要です。
これは自分がやった場合の時給です。

なぜ3,000円以上なのかというと
外注スタッフに作業を任せた場合
自分でやった場合の
6割から7割程度の結果になるからです。

外注スタッフに時給1,000円を払ったとしても
3,000円×60%=1,800円←1時間の利益
これくらいは出ないと外注化する意味がないので
自分でやった場合でも最低時給3,000円以上は
出せるノウハウを作る必要があります。

時給が3,000円以下の場合は外注化の前に
もっと時給を上げる努力が必要になってきます。

作業を言語化できるか確認をする

時給3,000円以上出せていても
それを言語化して人に伝えることができるか
検証する必要があります。

自分の経験や勘でなんとなくやっていることを
人に同じようにやれ、といっても不可能です。
それでは外注化しても費用対効果は合いませんし
スタッフも嫌になってやめるでしょう。

コツとしては多少の誤差は許容することです。
外注スタッフは自分と同じようにはできない前提だからです。

例えば、自分がやれば利益率40%でても、外注なら30%でれば問題ない
などです。
こうすることで作業の難易度が下がって、言語化しやすくなります。

どうしても言語化ができないのであれば
仕入れスキームの見直しも必要になる可能性があります。

外注化がうまく行かない人は、この言語化の部分ができていない場合が多いので
しっかりと作業を言語化するように確認をしてください。

マニュアルの作成

作業を言語化できたらマニュアルを作りましょう。
言語化できていないのに、マニュアルを作る方がいますが
それを外注スタッフに渡してもできるわけがありません。

しっかりと全工程を言語化できているのを
確認してからマニュアルを作るようにしてください。

マニュアルはできれば動画とテキストの両方で作るといいですが
とにかくわかりやすさ重視で作るようにするといいです。

スタッフを募集する

マニュアルができたら、外注化スタッフの募集をしてください。
クラウドワークスなどで問題ありません。

報酬の支払いは時給制にしてください。
成果報酬にする人もいますが
報酬が安くなって、スタッフがやめる場合がほとんどなので
時給制にしてください。

時給では費用対効果が合わないという人は
仕入れのスキームが弱いか、作業の言語化ができていない
場合がほとんどです。
しっかりしたものが出来上がれば
時給で払っても3倍から5倍ほどの利益は上がってくるので
費用対効果は合います。

研修をする

募集をして採用までしたら、研修の期間を設けてください。

外注スタッフの能力を見極めるための期間です。

自分の場合は面接後に、一度画面共有をして作業を確認しています。
そのときに
どのくらいの理解力があるのか?
PC操作は問題ないのか?
やり取りにストレスを感じないか?
などを確認しています。

自分と合わない人と契約してしまうと
後々大変なので慎重に研修はしています。

スタッフを教育する

研修が終わって、この人となら作業ができると判断したら
教育をしてください。
1ヶ月くらいは手とり足取り教える必要があります。
特に最初のうちは画面共有をして
作業の確認や言葉で教えたほうが
スタッフも安心できるのでおすすめです。

機械に作業を依頼するわけではないので
コミュニケーションを取りながら
信頼できる人だと思ってもらえるように
指導をしてください。

仕入れスキーム確立から言語化、マニュアルづくり
教育など大変だ!と思うかもしれませんが
これができてしまえば
あとは半自動で収益が上がってくるので
頑張ってください。

作業の開始

1ヶ月ほど教育をして、理解できていると判断したら
作業を任せてください。
任せたあとも、質問などは出てくる思うので
そのときも責任を持って答えてあげるようにしてください。

あくまで人対人なので、あまり適当にスタッフを扱っていると
すぐに辞めて行ってしまいますので注意してください。

スタッフはクラウドワークスに登録しているわけで
仕事を探そうと思えばいくらでもあるのです。

費用対効果を検証する

1-2ヶ月ほど作業を任せてたら
費用対効果を検証してください。

払った外注費の3倍くらいの利益が出ていれば問題ないです。

例えば外注費を3万円払ってるなら
9万円くらいの見込み利益が出ているということです。

これは最低でも2倍はほしいところです。

費用対効果が合わないというときは、改善が必要です。

原因としては以下になります。

  • 仕入れのスキームに問題がある
  • 作業の言語化ができていない
  • スタッフの能力不足

時給がそもそもいくらでるのか検証せずに
外注化していませんか?
自分がやって3000円以上でるノウハウですか?
作業が抽象的じゃないですか?
経験とか勘が必要ではスタッフはできません
スタッフの能力が足りていないのかもしれません。

このあたりを確認してみてください。
ポイントは自分の感覚ではなく
データや数字で見ることです。

費用対効果が合わないのは、スタッフの能力が低いからだと
自分の主観で考えないようにするために
データで見る必要があるということです。

主観で考えていても事実は見つからず
当然改善もできません。

まとめ

仕入れの外注化というと
確かに難易度は高いです。

原因として

  • 時給3,000円以上でる仕入れスキームを作ること
  • それを言語化すること

この2点の条件を揃えるのが難しいからです。
時給3,000円以上でても
それを言語化して、普通の能力がある人であれば
誰でもできるようにしなければなりません。

言語化できてしまえば、マニュアルづくりなどは
やるかやらないかだけです。

外注スタッフもクラウドワークスなどでは
やる気があって、能力もある人はいますので
募集文と条件次第では割りと簡単に人は見つかると思います。

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