せどりを始めようと思ったとき、「中古品ってどうなんだろう?」と疑問に思う方も多いと思います。
実は中古せどりには、新品にはない多くの魅力があります。
この記事では、中古せどりのメリット・デメリットについて、初心者の方でもわかりやすく解説します。
中古せどりのメリット
まずは、中古せどりの代表的なメリットからご紹介します。
利益率が高い
中古品は新品に比べて仕入れ価格が安く、販売価格との差額が大きく取れるため、利益率が高くなりやすいのが特徴です。
新品の場合、利益率10〜20%程度が一般的ですが、中古なら30〜40%は普通、場合によっては50%を超えることも珍しくありません。
資金を増やしやすく、せどり初心者にとっても無理なく成長しやすい環境が整っています。
低資金からでもスタートできる
中古品は数百円〜数千円で仕入れられる商品も多く、初期投資を抑えて始めることができます。
たとえば、ハードオフのジャンクコーナーで330円で仕入れたリモコンを4,780円で販売し、利益率73%という事例もあります。
失敗してもダメージが少ないため、仕入れや販売の経験を積むには最適です。
付加価値をつけやすい
中古品は清掃・検品・付属品の追加・丁寧な説明文や写真撮影など、自分の工夫次第で商品の価値を高めることができます。
こうした付加価値をつけることで、他の出品者と差別化しやすく、高値での販売も可能になります。
商品寿命が長い
中古市場では、発売から何年も経った商品でも安定して需要があるケースが多くあります。
例えばスーパーファミコンや古いフィルムカメラなど、今も高い人気を保っています。
こういった商品の知識を積み上げれば、長期間活用できる資産となります。
ライバルが少ない
新品せどりに比べて中古品は手間が多いため、敬遠する人も多い分、ライバルは少なくなりがちです。
特に大手企業が参入しにくい分野なので、個人でも十分に勝負ができます。
返品のダメージが小さい
新品の場合、開封された返品は中古扱いとなり再販時に損失が出やすいですが、中古は元々中古なので再販しやすく、損失が出にくいです。
実際、返品率は5〜8%程度に収まることが多いです。
中古せどりのデメリット
当然ながらデメリットもあります。ただし多くは工夫や仕組み作りで改善可能です。
手間がかかる
中古品は仕入れ後の検品、清掃、撮影、付属品確認などやることが多いです。
この作業は外注化することで自分の手を離すことができます。
古物商許可証が必要
中古品の取扱には古物商許可が必要です。
警察署に申請し、2万円ほどの費用がかかりますが、一度取得すればずっと使えます。
むしろネット物販を本格的にやるなら新品でも取得しておくのがおすすめです。
クレーム・返品率がやや高い
中古は個体差があるため、説明不足や写真不足だと返品やクレームにつながる可能性があります。
しかし事前に状態を正直に説明し、写真も丁寧に載せておくことで大幅に防ぐことが可能です。
中古せどりは初心者にもおすすめ
中古せどりは「利益率が高い」「低資金で始めやすい」「知識が資産になる」など、初心者にこそ向いているビジネスモデルです。
もちろん最初は手間がかかる部分もありますが、経験を積みながら外注化や仕組み化を進めれば、安定して収入を得ることも可能になります。
行動して実践していけば、数ヶ月後にはしっかりと成果が出てくるはずです。
ぜひ一歩踏み出して、中古せどりにチャレンジしてみてください!