せどりを実践している方の中でも、AIをうまく活用できている方はまだまだ少数です。しかし実は、AIはせどりと非常に相性が良く、うまく組み合わせることで作業効率を大幅に高めることができます。この記事では、私が実際に活用しているAIの使い方をご紹介します。
AIがせどりで役立つ場面とは?
AIと一口に言っても様々な用途がありますが、せどりで特に役立つのは「情報収集」「リサーチ効率化」「文章作成」の3つです。
仕入れ候補の商品を調べる際、型番や商品情報をネット検索で集めるのは地味に手間がかかります。AIに「この型番の商品についてAmazon相場と特徴を教えて」と質問すれば、要点を短時間で整理してくれます。
また、商品の相場を把握するためのキーワード抽出や、出品タイトル・説明文の作成補助としてもAIは優秀です。
リサーチ補助でのAI活用例
例えばヤフオクやメルカリをリサーチしていると、過去の相場を把握したい場面が多いですよね。そんな時にAIに「ヤフオクでこの型番の商品は直近でどのくらいで落札されていますか?」と聞くと、参考情報をまとめてくれることがあります。もちろんAIは現時点の正確な相場は出せませんが、過去の情報や参考価格を提示してくれるだけでも、判断材料が増えます。
さらに、複数のリサーチ先をAIに整理させるのも有効です。例えば「この型番の商品をヤフオク、メルカリ、ラクマ、Amazonでそれぞれいくらくらいで取引されていますか?」と聞けば、ざっくりとした相場感を素早く掴めます。
出品作業の効率化
AIは出品作業にも役立ちます。たとえば、中古家電の状態説明文は毎回書くのが面倒に感じる方も多いでしょう。AIに「ビデオカメラの出品文を作成して。付属品はACアダプターとリモコンあり。動作確認済みで美品」と指示すると、自然な日本語の説明文を作成してくれます。
このように、基本のテンプレートをAIに作成させておき、細かな修正だけ自分で加えれば、出品スピードはかなり上がります。
仕入れ判断ミスを防ぐAIの活用
私自身も以前は「つい勢いで仕入れてしまう」「売れると思ってたけど意外と回転が悪い」という失敗を繰り返してきました。
AIはこうしたミスを防ぐサポートにもなります。たとえば「この商品は過去の販売履歴や需要動向から見て仕入れ対象に適しているか?」と相談すると、客観的なアドバイスを返してくれます。もちろん最終判断は自分ですが、冷静な第三者的意見をAIがくれることで、感情的な仕入れ判断を減らす効果があります。
外注さん指導にもAIが活躍
私の電脳せどりは7割以上外注さんに任せていますが、マニュアル作成や説明資料の作成もAIが助けてくれます。
例えば、「新品と中古商品の違いを初心者外注さん向けにわかりやすく説明して」「Amazon出品時の注意点を箇条書きにまとめて」などとAIに頼むと、すぐに資料が作れます。外注教育の時短にもかなり貢献しています。
注意点:使い方次第で差がつく
AIは万能ではありません。間違った情報を出すこともありますし、最新情報は反映されていないことも多いです。そのため「AIを鵜呑みにせず、参考情報として活用する」姿勢が重要です。
また、そもそもAIの使い方を試行錯誤しなければ、大きな効果は得られません。どんな質問をすれば良い回答が返ってくるのか、日々工夫することで上手に使いこなせるようになります。
まとめ
AIとせどりの相性は非常に良いと感じています。特に副業でせどりを実践している方にとっては、限られた時間で成果を出すための強力な武器になるでしょう。
・リサーチの効率化
・出品作業の時短
・仕入れ判断のサポート
・外注教育の補助
こういった場面でAIを活用することで、着実に積み上がるせどりが実現しやすくなります。せどりは継続が大事です。うまくAIを道具として活用して、自分のペースで積み上げていきましょう。