ここ1〜2年で、副業の主役は一気に「AI」になった。
AIで記事を書く
AIで画像を作る
AIで動画を量産する
確かに、
「始めやすい」「初期費用がほぼかからない」
という意味では、これ以上ない副業環境だと思う。
ただ一方で、こんな違和感を感じている人も多いのではないだろうか。
- ライバルが多すぎる
- 似たような成果物ばかりになる
- 差別化が難しい
- 単価が下がりやすい
- 結局、消耗戦になっている
私自身、AIは日常的に使っているが、
「AIで稼ぐこと自体は、決して簡単ではない」
と感じている。
AI副業が“しんどくなりやすい理由”
AI副業が疲弊しやすい理由は、能力の問題ではない。
構造の問題だ。
参入障壁が低すぎる
- 知識ゼロでも始められる
- ツールは誰でも同じ
- 成果物が一瞬で作れる
- 極端な話、小学生でもポン出しでそれなりのものが作れる
つまり、
やる気がある人は、全員ライバルになる
という世界。
しかも、AIが進化すればするほど
「誰が作っても似たようなアウトプット」
になりやすい。
結果として、
- 技術での差別化が難しい
- 価格競争になりやすい
- 長く続けるほど疲れる
という状態に陥りやすい。
一方で、中古せどりはどうか
中古せどりというと、
- 地味
- 面倒
- 時代遅れ
そんな印象を持つ人も多いと思う。
実際、副業としての人気は明らかに落ちている。
だが、ここが重要だ。
人気が落ちた = 稼げなくなった
ではない。
むしろ逆で、
「やらない人が増えた分、競争は緩くなっている」
中古せどりがAI時代でも残っている理由
中古せどりは、かなり特殊な副業だ。
① 職人的な判断が必要
- このキズは許容か
- この動作は大丈夫か
- 説明文はどう書くか
- どうやって撮影すれば価値を引き出せるか
これは数値やルールだけでは決まらない。
経験と感覚の世界で、
ここはAIが最も苦手とする領域だ。
② 人の手が必ず必要
- 検品
- 清掃
- 撮影
- 梱包
どうしてもブルーカラー的な作業が残る。
だからこそ、
楽をしたい人が参入してこない
この一点だけで、
AI副業とは真逆の世界になっている。
③ それでもAIと相性が悪いわけではない
誤解されがちだが、
中古せどりは完全なアナログではない。
仕入れは店舗でやったとしても、
販売先はネットの、
メルカリやヤフオク、またはAmazonになるのが普通だからだ。
それに以下のような点ではAIも活用できる。
- 説明文の作成や要約
- 商品の特徴を教えてもらう
- 効率化ツールの開発
つまり中古せどりは、
人間が判断・作業をし
AIが効率化を支える
「ハイブリッド型の副業」
と言える。
④積み上がるビジネス
中古せどりについて、
「走り続けなければならず大変だ」
という声をよく聞く。
これは半分は当たっていて、半分は間違いだ。
確かに、せどりは止まれば売上も止まる。
その意味では、走り続ける必要がある。
ただしそれは、
どんどん楽になっていくマラソンだ。
中古せどりは、
仕入れて売って終わりのビジネスではない。
正しくやっていれば、
- 仕入れ判断の精度
- 売れる商品の傾向
- 商品リスト
- 仕入先
- トラブルを避ける勘所
こうしたものが、確実に積み上がっていく。
最初の10万円を作るのは大変だ。
しかし、不思議なことに、
10万円から30万円は、
最初ほど大変ではなくなることが多い。
これはたまたまではない。
積み上がった経験が、
判断と作業を軽くしているからだ。
中古せどりのデメリットも正直に
もちろん、万能ではない。
デメリット
- 面倒な作業は確実に発生する
- クレームや返品は避けられない
- プラットフォームの規約やルールを理解する必要がある
- プラットフォームに振り回される
ここが嫌で辞める人も多い。
ただ裏を返せば、
これらの問題を頭を使って効率化できる人だけが生き残れる
という構造でもある。
なぜ「いま」中古せどりなのか
理由は3つある。
- AI副業に人が流れ、競合が減っている
- Amazonの規制強化で、雑なセラーが淘汰されている
- 真面目にやる人が相対的に有利になっている
派手さはないが、
長く続けたい
安定した副収入がほしい
という人にとっては、
むしろ環境は良くなっている。
結論:疲弊しない副業を選ぶという視点
AI副業は、向いている人には向いている。
だが、
- 競争に疲れた
- 差別化に消耗している
- ずっと追いかけ続けるのがしんどい
そう感じているなら、
あえて人が減った中古せどりを選ぶ
という判断は、かなり合理的だ。
結局のところ、
- 問題が起きたら原因を見直す
- 同じミスを繰り返さない
- 誠実に商売をする
中古せどりでやることは、それだけだ。
そして中古せどりは最初の10万円までは
大変でも続ければ続けるだけ
稼ぎやすくなっていく構造になっている。
他の副業と比べたときの決定的な違いも面白い。
AI副業・コンテンツ副業は、
- 最初は楽
- 後半ほど競争が激化
- 精神消耗が増える
中古せどりは、
- 最初は地獄
- 後半ほど安定
- 判断が軽くなる
完全に逆カーブ。
つまり、
中古せどりは
「才能がある人が勝つビジネス」ではなく
「最初の面倒を耐えた人が、後で楽になるビジネス」。
とも言えると思う。
